巻き芯も部分的に新規作成
   

リューズセット部がなんと剣引きに無理矢理改造されており、流石にこれは良くありません。

大規模な改造を元に戻すと言いますのは、極めて多くの作業が必要なのは簡単に想像が出来る事でしょう。

相互作用する部品群を新規製作する場合、最終的にスムーズに動かない場合は再作成。
これは設計図が無い為に、ほぼ必ず起こることですので根気が必要となります。
  
仮に似たような資料等がありましても、参考程度で見る事と、実際に製作する事では天と地の差があります。

また、ただ製作すれば良いわけでは無く、周りの部品と同じクォリティーに製作することも重要。 所謂見た目ですね。

膨大な時間と労力を掛けて、最終的に完成となります。

最終的な形状は製作過程の中で若干違う時が出てくるのは当然の事となります。
なぜなら改造具合が大きければ大きいほど色々と影響が出てくるものです。

実際の作業は画像だけでは伝わら無く、書き切れないほどの作業量等々があります。