メーカー  パテック フィリップ 
 ムーブメント  アンクル脱進機  20石  8調整  ギョ-ムバランス  19ライン
 ケース  18金無垢  パテックPP刻印  
 仕様  リューズ巻き上げ  リューズ時刻合わせ  パテックフィリップトリプルサイン  
 コメント
 素晴らしいパテック フィリップEXTRA懐中時計、天文台出品作品をご紹介致します。

 EXTRA、ジュネーブシール2ヵ所、地板に刻印、ギョームテンプ、プラチナスミーンタイムクリュー、隠しヒンジ、リップリッド等全てにおいて超一級品。
 ウルフティースワインディングギア、ギアのラチェット(コハゼ部)も見られない希少タイプ、金無垢輪列は当然としてパーツの面取りが素晴らしい。
 金無垢ボウ(ワッカ)にもPPC刻印。

 EXTRA更にジュネーブシールが2ヵ所、地板に数字刻印は市場では見られません。 天文台時計でジュネーブシール刻印はレア。
 地板、アンクル受けも驚くほど非常に分厚い。
 
 何と文字盤裏にもPPCが書かれている仕様。
 此処まで揃った仕様はまず見る事が無く全てがオリジナル、ケースもパテック製作品。 完璧です。

 1923年度のジュネーブ天文台出品作品です。パテックのアーカイブにも記載されており、天文台の証明書も取得済み。
 天文台出品の時計は珍しく、数は限りなく少ないので超希少品と言うのは言うまでも無い。

 調整した人も J. Golay-Audemars。 パテックフィリップの天文台担当のマスターアジャスターで歴史本にも載っている程の人の調整品。
 トゥールビヨン等の超複雑時計も彼が調整しております。

 因みにこの時計の歴史は、1919年製造→1923年天文台出品→1924年11月21日販売。

 中蓋にも地板の刻印と同じナンバーが打たれていて特注と言うのは直ぐに解り、手に持って頂くとズッシリと重みを感じれます。
 贅沢に非常に多くの金を使用している。

 当時ノーマル3針の数倍で販売されたこの時計は、現代にあっても超希少かつ超高級品。

 状態は時代に伴う小傷は僅かにありますがケースに磨り減りも無く、既に説明の必要が無く物が語るとはこの事でしょう。
 
 分針の先が本当に僅かに傷んでおりますが、この様な時計にありましては気にならない筈ですし、気にする事も無いでしょう。

 過去の戦争による紛失、壊れた事により廃棄等、世界中で天文台出品作の現存数自体限りなく少なく、
 パテックフィリップ名のみで考えて見ますとどれ位が現存している事か、その内の一つ。 しかも極上の状態。

 この様に全ての仕様に最高級の物は見る事はありません。 時計、パテックフィリップアーカイブ、ジュネーブ天文台証明書全てが揃った逸品。

 参考資料として載せておりますがパテックフィリップミュージアムにありますヘンリーグレーブスJrがかつて所有していた天文台時計と同じ仕様で、
 このギアのラチェット(コハゼ部)が通常とは違うタイプは更に貴重。 この様に同タイプと言う事は特別な人の注文と判断がつきます。

 製作ライン上同じパーツを使用出来ない為に、僅かに一ヶ所違う仕様を取り入れるだけでも非常に手間、コストが掛りますので
 同じ天文台の中でも更に高額品であったであろうと解ります。

 パテックフィリップの歴史を所有出来ると言う事は素晴らしい喜びです。 探しても見つかる物ではありません。

 価格(税込)   SOLD
 お問い合わせ 
 E-mail : luma-antique@ck2.so-net.ne.jp

 Phone : 06-6210-1371


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